2016年2月14日日曜日

ねこまど杯将棋大会を終えて

2016.2.13 ねこまど杯将棋大会を東京 将棋会館にて行いました。
社団戦チームの一部は専任スタッフとして、そして、大会に参加という形で大会に関わりました。

まず、運営スタッフとしての感想としては、「とにかく、運営は大変!」 ということです。
特に手合い。
当たり前だが、将棋は終局のタイミングがバラバラである。将棋は二人で対局するものだから、一組の対局が終わったとしても、次の手合いをつけることができない。違う対局が終わるのを待ってもらう。そして、それを次々とこなしていくのだが、もちろん、同じ対戦を組むわけにはいかない。そうすると、再び待ちが発生する。あまりに対局数に違いが出てもいけない。そうすると、再び待ちが発生する。
大広間では A, B1, B2 のクラスの予選を行い、手合い係は全て兼任した。
それぞれのクラスの進行状況を見ながら、対局を進めていく。
ねこまど杯将棋大会は、ポイント制だから、すべての参加者が最後の最後まで予選の対局を行う。
2敗(あるいは1敗)失格制度は楽ではあるが、負けたら、その時点で敗者は去らなければならない。全ての順位をつけるための対局をつけることはできるが、いわば消化試合になってしまう。
ふんだんに時間があれば、総当たりもできるのだろうが、時間は限られている。


改めて、将棋って時間がかかるゲームなのだなと思いました。


次に大盤解説会。
今回、YouTube Live でも流してみましたが、良い機材を持っているわけではないので、普通の Web カメラを使って実施。音声がよくなかったのは、そのせいです。でも、このためだけに機材を揃えるわけにもいかないので、ありものでやってみました。
運よく、多くの聞き手参加希望者がおり、会場は盛り上がることができました。
一人一人に、もうちょっと長く聞き手をやってもらいたかったな、というのと、そもそも 10分30秒の大局の大盤解説はかなり無理があったようにも思いました。今後の課題です。





会場にはプリンタを持ち込んで、写真のプリントアウトもしました。
将棋は級位者ですが、カメラはアマ三段ぐらいはあるんです。レンズはカールツァイス 35mm です。
もうちょっと、一人ひとりに対して時間があれば、もっと良い写真が撮れたのですが、対局までの30分しかなく、全員分の撮影もできませんでした。


今回は、「将棋会館 対局室でプロになったつもりで将棋を指す」という事をメインのテーマにしていました。大きな大会というだけであれば、広い会場を借りるという手段もあったのですが、どうしても将棋会館でやりたかった、というのがコダワリです。

そんな我儘に付き合っていただいた参加者の皆さまには感謝、感謝です。


また楽しい企画を考えて、みんなで将棋を楽しみたいと思います。






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